一般化学薬品用手袋：ハナローブNo.400シリーズ（工業用手袋）は中・低濃度の酸・アルカリ等、一般化学薬品を取扱う安全対策用化学防護用手袋です。

一般化学薬品用手袋：ハナローブNo.400シリーズ
（工業用手袋）

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用　途	中・低濃度の酸・アルカリ等、広範囲の一般化学薬品を取扱う化学防護用手袋。 ※化学薬品を使用する際は、安全の為に耐性のあるインナー手袋をご使用ください。
材　質	NR（天然ゴム）
特　長	一般化学薬品に強い 低・中濃度の酸やアルカリ等一般化学薬品に優れた耐久性があり、幅広い用途に使える安全保護手袋です。 耐久性 独自製法により天然ゴム製で1ミリの厚さがあり、摩耗・引裂きに強く、非常に耐久性が高いのが特長です。 また、繰り返し使用しても、硬くなったり縮んだりしにくい製品です。 作業性 特殊製法により、厚さを感じない柔らかさに定評があり、長時間の作業にも疲れを感じさせません。 食品衛生法適合品 食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示370号)適合。食品の取り扱いに安心してご利用いただけます。 詳細は下部の試験データをご参考ください。 RoHS規制物質不使用 環境に優しい製品なので、グリーン調達、ISO14000等、環境に配慮している企業様に安心してご利用いただけます。 JIS　T8116適合品
使用場面	一般的な化学薬品を取扱う工場・実験室・研究室等。 バッテリー・電池生産工場、メッキ工場、塗料の剥離作業、 防災関連、清掃関連、解体業、焼却施設等。 給食センター、食肉解体業、魚加工業者等、食品衛生法のHACCPに 沿った衛生管理をする食品製造業者、飲食業、食品を取り扱う業者等。 警察、消防、自衛隊等官公庁。

用語説明

• 曲指：指の形状が自然な手の形なため、作業性が良いのが特長です。
• 平手：指の形状が全て平らになっています。
  左右兼用で作業できるため、片手2本分としてご利用いただけます。
• 袖口巻上：袖口からの液だれを防止します。

• 注意：この製品は、アレルギー反応を引き起こす可能性のある天然ゴムラテックスを使用しています。体質によっては、かゆみ、かぶれ、発疹等をおこすことがありますので異常を感じましたらご使用を中止し、専門医等へご相談ください。

耐透過性試験JIS T8116とEN16523-1に基づくJIS推奨試験化学物質の試験結果

評価

• （検出時間＞10分）
• （検出時間＞30分）
• （検出時間＞60分）
• （検出時間＞120分）
• （検出時間＞240分）
• （検出時間＞480分）

分類	CAS No.	化学物質名	評価	検出時間（分）
酸類	7664-93-9	硫酸（96%）		＞480
	7664-93-9	硫酸（18%）		＞480
アルカリ類	1310-73-2	水酸化ナトリウム（40%）		＞480
ガス類	7664-41-7	アンモニア、無水（99.99%）	―	―
	7782-50-5	塩素(99.5%)	―	―
	7647-01-0	塩化水素（99.0%）	―	―
溶剤	109-99-9	テトラヒドロフラン		＞10
	108-88-3	トルエン		＞10
ケトン類	67-64-1	アセトン		＞30
その他	75-05-8	アセトニトリル		＞30
	75-15-0	二硫化炭素		≦10
塩素系溶剤類	75-09-2	ジクロロメタン		＞10
アミン類	109-89-7	ジエチルアミン		＞10
エステル類	141-78-6	酢酸エチル		＞30
脂肪族炭化水素類	110-54-3	n-ヘキサン		＞10
アルコール類	67-56-1	メタノール		＞60

―：試験未実施

耐浸透性JIS T8116のピンホール試験においてクラス1(AQL0.65)に適合。ハナローブNo.400シリーズは全製品ピンホール検査を行っています。

耐透過性試験室温で常温の酸・アルカリを手袋の表面に接触させ、裏面をpH試験紙で評価し、検出時間を測定。

分類	CAS No.	化学物質名	評価	検出時間（分）
酸類	7647-01-0	塩酸（35%）		＞480
	7664-93-9	硫酸（96%）		＞480
	7697-37-2	硝酸（10%）		＞480
	7667-38-2	燐酸（85%）		＞480
アルカリ類	7664-41-7	アンモニア水（25%）		＞120
	1310-73-2	水酸化ナトリウム（40%）		＞480

膨潤試験室温で常温の試験薬品を手袋の表面に60分接触させ、接触する前後の膨潤変化（膨潤率）を測定。

分類	CAS No.	化学物質名	評価	膨潤率（%）
アルコール類	67-56-1	メタノール		0
	71-36-3	ブタノール		0

※他の薬品に対する評価は実用適性表をご参照ください。
※薬品の液温が高くなると影響を受けやすくなるのでご注意ください。

※試験:日本食品分析センター